
あさ おきたん
完結あさ おきたん
静かで牧歌的な夜明け、子どもたちが軽やかなメロディに合わせて目を覚ます。少年少女合唱団みずうみが歌う「あさ おきたん」が流れる中、彼らはベッドから起き上がり、顔を洗い、服を着て外へ飛び出していく。NHKの『みんなのうた』で放送されたこの映像作品は、シンプルで色彩豊かなアニメーションによって、子どもたちの朝の習慣を描き出す。
音楽が進むにつれて、子どもたちは互いに、そして周囲の自然と関わっていく。緑の野原、花々、晴れ渡った空。目覚めて元気に一日を始めることを歌った歌詞が、登場人物の一つひとつの動きに映し出される。とはいえ、すべてが順調というわけではない。中には眠たがったり、気が散ったりする子もいて、一日が進む前に解決しなければならない、ちょっとした日常のもめごとも起こる。
1982年にNHKが制作したこの作品は、短いながらも魅力的な、子ども時代と日常の小さな瞬間の大切さを垣間見せる一作である。音楽とアニメーションを通して、無邪気さと前向きな気持ちを伝え、夜明けや共有する日課の魔法を思い出させてくれる。