
ありんことひまわり
完結ありんことひまわり
小さなアリは、冬に備えて食料を蓄えるため、太陽の下で休みなく働き続けている。そのすぐそばでは、ヒマワリが高く鮮やかに伸び、日差しを楽しんでいた。体の大きさも暮らしのリズムも異なる二匹だったが、やがて出会い、思いがけない友情を育んでいく。アリはヒマワリの美しさに憧れ、ヒマワリは友のひたむきさを大切に思うようになる。
しかし、夏が終わりに近づくにつれ、ヒマワリはゆっくりとしおれ始める。心配したアリは、季節の移り変わりの避けられなさと向き合いながら、友を助けようと手を尽くす。日々の仕事と共に過ごす時間の中で、二匹は友情の本当の意味と、たとえ時が二人を引き離しても、一瞬一瞬を大切にすることの重要性に気づいていく。